みどりの葉っぱ

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レジスタントスターチ~ダイエットに適した炭水化物~

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わたしは、前の晩に冷蔵庫におにぎりを入れ、

朝、冷やしたおにぎりでレジスタントスターチを摂っています。

腹持ちが良く眠くもなりにくいので朝食に最適です。

簡単なひと工夫で痩せやすい食べ物を作れるので、

日ごろの習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

レジスタントスターチとは

レジスタントスターチとは、難消化性でんぷんのことで、でんぷんでありながら消化されにくいものです。レジスタント(消化されない)+スターチ(でんぷん)という意味で、でんぷんなどの糖質であるにもかかわらず、消化する過程で食物繊維と同じような働きをします。

でんぷんなどの糖質はそのままでは、身体に吸収されやすく、吸収された糖は血糖値を急上昇させ、それを抑止するためにインスリンを発生させます。そしてそのインスリンは糖を脂肪に変化させる働きがあります。
しかし、レジスタントスターチは、食物繊維と同じような働きをするため、身体への吸収が緩やかになり、余計なインスリンが発生せず、ゆっくりと消化、吸収される、脂肪になりにくい理想的なエネルギーになります。

 

レジスタントスターチの生成方法

レジスタントスターチは、もとは、ごはん、パスタ、パン、じゃがいもや豆類などの炭水化物に含まれるでんぷんで、それらの食べ物を熱を加えて調理した後、ゆっくり冷やすことで生成されます。冷やす温度は4℃が適温とのことです。また、注意として、冷やした後、温めなおすとレジスタントスターチは減少します。

 

レジスタントスターチは腸内環境を整える

通常のでんぷんは、小腸で消化吸収されるのに対し、
レジスタントスターチは、小腸で消化されず、
大腸まで届きます。そしてその働きは、
・水溶性食物繊維の働き(善玉菌を助ける)と
・不溶性食物繊維の働き(腸のぜん動運動を促す)を
持ちあわせており、これらの働きが腸内環境を整え、
便通を改善します。